スィートポテト・パイのレシピ

　

サンクスギビングにはパンプキンが主流ですが、日本人のみならず、
アメリカ人の中にも根強いスィートポテトファンはいます。
ということで、今回はサツマイモのパイのレシピを紹介することにします。

日本のスィートポテトパイというと、さつまいもをかなり甘く味付けして、
さくさくのパイ生地で上下を囲んでいるものを私はイメージしますが、
ここで紹介する作り方は、アメリカのスィートポテトパイです。

といってもそんなに甘すぎませんが、普通のパイ生地の底だけで、薩摩芋
の生地がたっぷり入っています。およばれに持っていったので、上に生
クリームで飾りをつけましたが、好みで省いてください。（8〜10人分）

今回のレシピは、”Cooks Illustrated”の”The Best Sweet Potate Pie”
を応用しました。


＊直接英語の分量をお知りになりたい方は、
http://homepartydessertrecipe.blogspot.com
をお訪ねください。尚、タイトルをクリックすると、「手作り大好き！
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＜スィートポテト・パイ＞

―材料―

（パイ生地）

・小麦粉・・・・・・・・・・・・・1と1/4カップ
・塩・・・・・・・・・・・・・・・小1/2
・グラニュー糖・・・・・・・・・・大1
・無塩バター（冷）・・・・・・・・大4
・ショートニング（冷）・・・・・・大3
・冷水・・・・・・・・・・・・・・大4〜5

（フィリング）

・さつまいも・・・・・・・・・・・900g
・無塩バター（室温）・・・・・・・大2
・卵・・・・・・・・・・・・・・・大3個
・卵黄・・・・・・・・・・・・・・2個
・グラニュー糖・・・・・・・・・・1カップ
・ナツメグ（粉）・・・・・・・・・小1/2
・塩・・・・・・・・・・・・・・・小1/4
・バーボンウィスキー・・・・・・・大2〜3
・モラッセズ（好みで）・・・・・・大1
・バニラエッセンス・・・・・・・・小1
・全脂乳・・・・・・・・・・・・・2/3カップ
・ブラウンシュガー（ダーク）・・・1/4カップ

（注意：アメリカの１カップの容量は、２４０ml（２４０cc）となっています。）

―作り方―

（パイ生地）

*フードプロセッサーでパイ生地の粉類を混ぜる。
*バターを小さく切って入れ、5回1秒間で回す。
*ショートニングを切って入れ、豆粒より小さい塊になるまで、数回回す。
*大さじ4杯の冷水を少しずつ加え、様子を見ながら、硬い様なら最後の１杯を混ぜる。
*乾いた表面にとり、ボール状にしてから平らに抑え、ラップに包んで最低３０分冷蔵する。
（このまま２日間は冷蔵可能。）

*生地が落ち着いたら取り出し、粉を少しふるった表面で薄くのばし、パイ皿より少し大きめの円にする。
*パイ皿に移し、余分な周りを切りそろえ、外側にたくし込んでいく。
*この状態で４０分冷蔵してから２０分冷凍する。
（これでパイを焼くときの縮みが少なくなる。）

*オーブンを１９０度に温めておく。
*パイ生地の上にホイルを広げ、２カップほどの重石を載せて、１７〜２０分焼く。
*ホイルをそっと取り、色づくまで更に９分焼く。

*焼きあがったら、オーブンの温度を１８０度にしておく。

（フィリング）

*薩摩芋にフォークで数箇所穴を開け、二重にしたペーパータオルの上において、レンジに５分かける。
*さつまいもをひっくり返して更に５分かける。（レンジの種類によって時間は変わる。）
*１０分冷まし、縦半分に切って中身をすくい出し、ボウルに入れる。
*サツマイモが熱い内にバターを入れマッシュにしておく。
*別のボウルで卵から塩までをよく混ぜてから、液体類を加えて混ぜる。
*これをさつま芋のボウルに移し、さっくり混ぜ合わせる。

*パイ生地が冷めていたら、約５分温め、底にブラウンシュガーを振り掛ける。
*その上にスィートポテトのフィリングを流し込む。
*真中が少しプルプルするまで約４５分間焼く。
*網の上にとり、室温になるまで約２時間冷ましてから出す。


―メモ―

*できるだけレンジの調理は避けたいので、私はパイ生地を焼く少し前から、
さつま芋をオーブンに入れ、焼き芋のような感じにして皮をむきました。
これだと、水分も取られず、エネルギーの節約にもなりますね。

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