ストロベリー・ムース・ケーキのレシピ

アメリカに来た当時に初めてこちらのケーキを食べたときに感じたのは、「やたらに甘い」ということでした。それを何年も食べ慣れてくると、舌の感覚が麻痺してきて、そんなに甘く感じなくなってしまうのが、こわいことだと思います。でも今日のイチゴムースのケーキは、あまり甘すぎず、しとやかに仕上がっていて、日本の「イチゴのショートケーキ」の食感に近いのではないでしょうか。アメリカでは年中イチゴが手に入るので、つい日本の果物市場事情をわすれてしまうのですが、もし新鮮なイチゴがないときは、ケーキトップの飾りはあきらめて、中のムース地には冷凍物で間に合わせてもいいかと思います。（１２人分）


＜ストロベリー・ムース・ケーキ＞


―材料―

シロップ：
・水・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・大6
・砂糖・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・大3
・グランマニエ叉は他のオレンジ・リキュール・・・大2

ケーキ：
・卵・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・大8コ
・砂糖・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・1カップ
・バニラエッセンス・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・小1
・アーモンドエッセンス・・・・・・・・・・・・・・・・・・小1/4
・小麦粉・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・1と1/3カップ
・無塩バター（溶かす）・・・・・・・・・・・・・・・・大6

ムース：
・いちご（へたを取って角切り）・・・・・・・・・・・680g
・生クリーム（冷）・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・1と1/2カップ
・粉糖・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・大6
・グランマニエ叉は他のオレンジ・リキュール・・・大1
・バニラエッセンス・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・小1

トッピング：
・生クリーム（冷）・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・2カップ
・粉糖・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・大3
・グランマニエ叉は他のオレンジ・リキュール・・・大1
・バニラエッセンス・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・小1

（飾り）
・いちご・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・大16コ

（注意：アメリカの１カップの容量は、２４０ml（２４０cc）となっています。）

＊直接英語の分量をお知りになりたい方は、http://homepartydessertrecipe.blogspot.comをお訪ねください。尚、タイトルをクリックすると、「手作り大好き！レシピふやそう！＜お菓子の巻＞」に戻るようになっています。


―作り方―

（シロップ）
＊厚手の小さい鍋に水と砂糖を入れ、砂糖が溶けるまで中火で熱する。
＊グランマニエを入れる。（ここまでは１日前に用意して冷蔵可）

（ケーキ）
＊オーブンを１８０度に温めておく。
＊２つの２２ｃｍのケーキパンにバターを塗り、ワックスペーパーを敷く。
＊ペーパーにバターを塗り、小麦粉をふっておく。
＊卵と砂糖を大きいボウルに入れ、ちょっと温かくなるまで、湯煎にかける。
＊火から外し、エッセンス類を入れる。
＊ミキサーの中速度で、かさが３倍になるまで、約７分間混ぜる。
＊小麦粉の半量をふるい入れて混ぜる。
＊残りの粉を入れて混ぜる。
＊この生地の１カップを、溶かしバターに加える。
＊これを再びケーキの生地に戻して混ぜる。
＊生地の半分ずつを、それぞれのケーキパンに流し入れる。
＊ケーキテスターをさしても何もついてこなくなるまで、約２５分間焼く。
＊ケーキパンに入れたまま５分間置く。
＊網の上にケーキを取り出し、完全に冷ます。
＊ワックスペーパーを取る。（ここまで１日前に作ってカバーをし、室温で保存可）

（ムース）
＊イチゴの半量をフードプロセッサーにかけ、ピュレーにする。
＊大きいボウルにムースの残りの材料を入れ、角が立つまで混ぜる。
＊ピュレーにしたイチゴと、残りのイチゴを混ぜいれる。

（トッピング）
＊大きいボウルにトッピングの材料を入れ、角が立つまで混ぜる。

（組み立て）
＊それぞれのケーキを半分に切る。
＊半分の一つを皿に載せ、シロップの４分の１量を刷毛で塗る。
＊その上にムースの３分の１量を広げる。
＊これを繰り返し、最後のケーキを載せてシロップを塗ったら、ケーキ全体にトッピングを広げる。
＊イチゴをケーキの周りにきれいに並べ、よく冷やす。